娘の結婚式

娘の結婚式当日。

挙式は11時、それまでに“おめでとう”を伝えに行こう・・・。

ココから電車で約一時間。決して遠い距離じゃない。

電車を乗り継ぎ、式場の近くの駅を降りるとどんより曇り空。

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結婚式の場所はこちら、ずいぶんシックなところだな・・・。

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まだ時間にはずいぶん早い。披露宴には出席しない事だし、なんか食べようと朝マック。

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コーヒー飲みながら、娘からの電話を思い出していた。

『披露宴に出たくないなら、出なくてもいい。でも、会いに来て。』

『お化粧直しの時でもいいじゃん。』

『会場には父が来たら、控え室に連れて行ってもらう様に話をしておく。』

待てよ・・・。と云う事は、俺が今日来るのであればお色直しの時と思ってないか?

挙式前に行くタイミングはどうなんだ・・・?

挙式は11時、披露宴は12時から。ベストなタイミングが分からない・・・。

『12時30分位過ぎたら、会場に行って控え室でまってればいいか・・・。』

コーヒーの見ながら、窓の外を見ていて気が付いた・・・。

『手ぶらじゃん、俺・・・。』

朝マック食い終えて、会場の近くに戻った。

ココは名古屋・栄の一等地。泣く子も黙る(?)錦3丁目。

花屋がどこかにきっとあるハズ・・・。

しかし、

結婚式会場の周りは夜の街・・・。人通りもあまりない。

とりあえずワンブロック回ってみても、花屋どころか営業している店すらない。

『さあ、どうしよう・・・。』

ふと振り返ると、妙に割腹のええおっさんが向こうから歩いてきた。

警察官だ!このあたりが担当なら、知っている!俺の目指す店を!

「すいません、この辺に花屋さんないでしょうか?」

「あることはあるけど・・・。」

三連休の日曜日の真ん中、この辺のビル自体全部閉まってる、ねえんじゃない?

少なくとも、俺は知らん。との事だった。

しょうがない・・・。自分で探そう・・・。

当てもなく道を歩いていると、さっきまで居たマックの道。

気付かなかった・・・。

ホテルの一階の一角のわずかなスペースに小さなお花屋さんを見つけた。

「すいません、今日いいですか?」

まだ開店前だった。優しく対応してくださった。

シンプルに・・・。かすみ草の花束をお願いした。

「12時30分までには、引き取りにきます。」

どうでもいい事なんだけど・・・。

お花屋さんって、白のブラウスに黒のスカートorパンツ。

更に黒い(緑)エプロンって定番(?)なのは、何でだろう?

何とか“花束”を手に入れる事は出来た!

後は娘の花嫁姿を写真に撮って、今日は美味しいお酒が飲めそうだ。

この時はそんな風に思ってた・・・。








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