2回目の離婚 家庭崩壊③

静かに解雇までの時間が過ぎて行った。


有給休暇の取得を勝ち取り、一ヶ月悠々自適の生活を送るつもりだった。


しかし、このとき嫁とは家庭内別居が始まっていた。


パチンコ屋さんから解雇・・・。


普通の感覚だと、


何か、悪いことしたんじゃない?


とか、


ありえへんわ・・・。


って感じじゃなかろうか?


嫁がどう受け止めたかは、分からないが家庭内での会話はなくなっていた。


退社してからの次の仕事は決まっていた。


毎日あれこれ相談なんかにも乗ってもらってたひとまわり年上の部下(係長)が、


会社を経営していたのだ。


『なんで、ここのパチ屋にいるん?』


彼はこの会社のトップとツーカーでとある土地の買収に関わっていた。


場所・購入予定価格・その段取り・・・。


気にもしていないのに、彼は俺に逐一報告してきていた。


俺  「ひとつ聞いていいですか?」


係長 「何です?」


俺  「それ、俺にしゃべっていいの?」


係長 「え?なんでです?」


辞める会社のトップの健康状態、方向性も彼から情報がいろいろ入った。


係長 「この会社、辞めて正解ですよ。で、次の仕事決まっていますか?」


俺  「いや、まだこれから探すわ。」


係長 「僕に任しておいて下さい。」


彼に身を委ねた事が、2回目の離婚の火種となった。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック